おはようございます。
今日は久しぶりに朝、外に出て暖かさを感じました。
このまま春に向かえばいいですけど、週末はまた雪予報もあり、まだ冬は続きそうです。

クリニック開業で、一番多い科目と言えば内科です。
10年以上、クリニック開業のお手伝いをしておりますが、
現在は昔に比べて、内科クリニックでの開業は、競合医院が多く、パイの取り合いで、
開業後の経営は、ここ最近苦戦しているところが多く見受けられます。
これは当然、内科でのクリニック開業が多いので、内科クリニックの数が多くなるため、
この状態は必然なのかもしれません。
もちろん開業する場所、エリア、立地を調査し、競合医院が少ない郊外立地であれば、
成功する可能性は高くなります。
都心23区は、内科クリニックは増えており、よい場所(立地)を抑えたもの勝ちのような状態です。
都心23区は、郊外型開業と違って、診療圏が狭いため、
開業当初の経営的な立ち上がりが見込めない場合、その後の患者増広がりは厳しいかもしれません。
開業する場所や立地だけが全てではなく、
クリニックの経営方針、コンセプト、他クリニックとの差別化などが重要ではありますが、
開業の成功は、立地が半分を占めると言っても過言ではありません。

内科開業は、ここ3年くらい前から、開業当初から往診を取り入れる開業スタイルが、
非常に多くなっております。
今、私が少しコンサルのお手伝いをしているドクターも、
今春、往診専門で開業をします。
今後、2025年ピークの超高齢化社会に向けて、診療報酬も往診に手厚くなっていきますので、
まだまだこれから往診専門の内科クリニックは増えていくでしょう。