東京オリンピックが開催中ですが、東京は感染者が増えていますね。
東京五輪の影響というわけではなく、デルタ株の感染力の強さが感染者数の増加となっています。
デルタ株は、水疱瘡と同等くらいの感染力と言われていて、大変脅威です。

弊社のクライアント先の発熱外来を行っているクリニックでも、PCR検査を行い陽性者が明らかに増えています。
陽性者の年齢層としては、やはり20代、30代が多く、40代、50代も以前より増え始めています。
高齢者は、コロナワクチンの2回接種が進んでいますので、60代以上の感染者は減っています。
怖いのがデルタ株の特徴は、若者でも軽症でも基礎疾患がなくても急変し重症化になることです。
死亡している方もでています。また若者で軽症の方に多く後遺症になりやすいと言われています。

政府はファイザーワクチンの開始が3ヵ月くらい遅れてしまったのが、残念ながら今の一因にはなっていますね。
現在も、コロナワクチンの供給が一時品薄状態になっており、若者など受けたいのにまだ接種できない状態になっています。
政府は、国民全体の接種が終えるのは、11月までにはと方針をだしました。

4回目の緊急事態宣言を発令している中ですが、感染者数の効果は全く出ておりません。
特定業種の飲食店に絞り営業の自由を制約しており、国民もさすがに昨年の4月のような行動意識をもつのは無理ですね。
医師会も提言しているように緊急事態宣言の中身を変えない限り、効果は全く期待できません。
私権制限を含めた法律改定をようやく与野党で話しがあがってきていますが、
政府の総理は欧州でロックダウンの効果はなかったと発言しており、あまり乗る気ではないようです。

弊社のクライアント先でも、明らかにコロナ疑いの患者さんは増えてきており、
発熱外来を行っている内科では、患者さんのフォローや膨大な事務作業に疲弊してきております。
雇用調整助成金の延長も決定し、コロナによる診療報酬の臨時算定も新たにでていますが、
政府によるワクチン接種率を待つのではない対策・指針を期待したいです。

7月に入り、弊社では新たにクリニック開業の依頼があり、事務長相談も先月に続いて更にきており、
このコロナ禍の状況がかえって相談された連絡となっている状況でした。
物件収集し、経営相談ではクリニックの運用フローを見直しを現在しております。

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