もう2月下旬になりますね。
寒さが続き、今年は冬の寒さが長く感じます。

弊社は新規開業案件を本年も行いながら、
クリニック開業後の事務長経営コンサル業務も行っております。

ここ2年くらいのあいだ、弊社にクリニック開業後の相談ベースが
非常に増えております。
弊社は長年のクリニック開業後の経営支援・コンサル業務の経験値から現在も事務長経営コンサルを行っておりますが、
クリニック現場で体験するからこそ様々な問題が起きております。

先日、弊社にお問合せがあった相談内容は、
スタッフ総出で退職の申し出があったことでした。
この手の内容は、一瞬驚きますが、結構聞く・ある内容です。

スタッフの不満が溜まり、爆発させた状態です。
今回の理由としましては、いくつかありますが、
勤務形態を当初にない、当初の説明にない(雇用契約上にない)
勤務形態を了承なしに変えて実施したことが原因でした。

具体的に言いますと、
診療時間=勤務時間を変え、診療時間外を勤務時間にし、
法定内残業時間を発生しないように変更をしたことでした。

常勤スタッフならび非常勤スタッフは戸惑ったかたちになってしまったのでしょう。

専門家の法律的な観点から、
問題ないとの事で、クリニック人事面の運営を変えることは多々ありますが、やはりうまくいかなくなるのは、
今までの、そのクリニック運営の過程や経緯、スタッフの想いが組み込まれてないことが要因になると思われます。

まずは現場の背景を考慮しながら、院長先生の方針や考えを、
しっかりスタッフに説明し、同意をとりながら方針を変えていく作業をしなければ、やはりうまくまわっていかなくなってしまいます。

弊社では、事務長経営コンサルとして、
外からではなく、中からの視点で人事コンサルをしておりますので、
うまく院長先生の考えをスタッフに落とし込んでいくことができます。

今後も、少しでも弊社の事務長業務・事務局対応にて、
貴院の運営・経営のお力になり、院長先生は診療に集中できるよう弊社は努めていきたいと思います。